賢人のランニングフォームその16 メレル ベイパーグローブ4による驚きの変化!

身体の機能的な働き「収縮と抵抗」を知って弱点を克服しよう!

こんにちはジローです。最近のRUNではメレルのベイパーグローブ4を主に履いています。ホカオネオネのクリフトン5は一週間に1回履く程度になってしまいました。その理由はベイパーグローブ4を履く事で、今までに改善出来なかったランニングフォームの弱点が劇的に変化したからです。今日は変化の理由と身体の機能についてお話しします。これは重要です!

ベイパーグローブ4による変化

私ジローがベイパーグローブ4を履き始めてから2ヶ月が経ちました。「メレル ベイパーグローブ4 購入レビュー」でお話ししたように、履き始めた頃は左足の横アーチと外側縦アーチの交差する辺りに痛みを感じていました。この記事は「賢人のランニングフォームその15 「活きた足」を作る足底を効率的に使う方法」の続報と詳細です。

今まで使用してきたベアフットシューズの中で最もソールが薄いシューズであるので、足底、膝、骨盤そして全身での衝撃吸収技術の未熟さが原因であると考えていました。加えて左足の足底での着地は基本的にはフォアフットですが、たまに踵の外側でも強く着地します。左足首が回外で着地している可能性があるということになります。

ベイパーグローブ4を2~3週間履き続けていくうちに変化が現れました。中足骨が着地の時に大きく開いて地面を捉えるようになってきました。つまり横アーチが大きく動いているという事ですね。これは右足で顕著に現れます。左足ではこの開く動きはあまりありません。
上の画像の緑の矢印(第1中足骨頭)から青い矢印(第5中足骨頭)が横アーチですね。横アーチは地面からの衝撃を吸収してくれますので、当然ガチっと固定されているよりも可動性がある方が吸収能力としては高まります。つまり左右均等に着地しているようでも機能的左右差が生じていたということになります。これは衝撃吸収機能のないベイパーグローブ4をを履いていた事によって得られた事実であると考えています。

機能的左右差の生じる原因としては右利きと左利きの差、優位脳と非優位脳の差などによって現れます。私の場合右の足底は自由に動かせますが、左の足底は思うように動かせません。特に左足の中指と薬指は地面を掴みにくい事が解りました。思い通りに動きません。これは動きとしては極わずかな差ですがRUNへの影響は大きくなりますね。

この左右差を生む原因の一つに20年程前に発症した座骨神経痛が考えられます。当時の私の骨盤は大腿骨に対して後傾であり、爪先は両方外旋していて猫背でした。とても姿勢が悪かったのですね。それから左臀部から左大腿後面、ふくらはぎ、踵にかけての痛みと痺れがあり、特に踵の痛みは強く足底は地面に着いているのか解らない位に感覚がマヒしていました。

現在は症状的には全くありませんが、左足の足底の運動機能に影響を及ぼしている可能性はありそうですね。本来であれば何かしらの治療を受けた方が良いのでしょうが、今回は実験のためにベイパーグローブ4を履き続けてみました。皆さんには故障のリスクを考えればオススメはしません。

毎日のようにベイパーグローブ4を履いて左の足底を注視しながら10キロから15キロ位を走っていました。基本的に第3中足骨を中心に着地するようにしました。2週間程すると次第に左足の足底も開くような動きが可能になってきました。同時に左足の中指と薬指が思うように動くようになってきます。これはソールの薄いベアフットシューズで着地しても足底に衝撃を感じなくなってきた事で解ります。下り坂でスピードを落とさずにフォアフットで着地しても何ともありません。地面をしっかりと捉えられ衝撃吸収と同時に推進力が増していきます。

ベイパーグローブ4を履き始めた当初は10キロ42~43分ほどのスピードで、着地はソロリソロリといった感じでスピードはたいして出ませんでしたが、現在はクリフトン5やフライニットレーサーで走るのと同じようなスピードで走れます。今ベイパーグローブ4を履き続けているのはこの推進力が面白いからなのですね。

これは足底での可動性の変化、特に中指と薬指の変化が全身での衝撃吸収の技術向上に影響していると考えられます。この変化は硬いアスファルトや柔らかい不整地を、衝撃吸収機能のないベアフットシューズで走っていた事による環境への適応ですね。鍛えるというより適応という表現の方が望ましいと思います。
ここで足底の横アーチの柔軟性をチェックする簡単な方法をご紹介します。第一中足骨と第五中足骨の遠位を掴み、両側を内方に寄せてみます。緑の矢印と青い矢印の所ですね。ここを片手で掴み矢印の方向に押して両側を近づけます。中心の第3中足骨を頂点として弓なりになりますね。どうでしょう?柔らかく動きますか?左右差を比較してみて下さい。左右差はありますか?痛む方はありますか?私の場合左足の方がまだ若干動きが硬いですね。強く寄せると若干痛みます。
ご家族やお友達の足も触らせてもらえると差が良く解りますよ。外反母趾の方の足を触ってみると差がよく解ります。また立方骨に触れると痛みがある場合は足底の横アーチ、内側と外側の縦アーチに問題がある可能性が考えられますので、故障に注意する必要があります。上の画像のピンクの矢印が左足の立方骨です。第5中足骨から踵の方に辿って行って窪んでいる所です。

足底に変化が現れた事でランニングフォームに変化が!

さてここからが本題ですが、ベイパーグローブ4を履き続けた事で足底の動きに変化が生じて環境に適応し、フォアフットでの着地がしっかりと地面を捉えより容易な物になってきました。すると思いがけずに私のランニングフォームの弱点が克服されました。

私のランニングフォームの弱点は走る時に手をギュっと強く握ってしまう所でした。握ろうとしなくても勝手に握ってしまいますし、緩めてもいつの間にか強く握っています。結果として肩に余分な力が入る事が多いのですね。完全にエネルギーのロスです。

しかし左足の足底が開くようになるにつれて、手を全く握らなくなりました。肩にも余計な力が全く入りません。それにより腕の振りに物凄く自由度が増しました。「あれっ!?腕がメチャクチャ軽い!」という感じですね。ランニングフォームに見た目上の大きな変化はありませんが、今までよりかなりコンパクトな振り方で楽に走れます。中年ランナーでも変化するのですね。

腕の振りがコンパクトになった要因は足底での地面の捉え方の変化と適応ですね。大きく動くようになった横アーチを中心に衝撃を吸収しながら推進力を生みだしますのでランニングエコノミーが向上します。モーションの小さいコンパクトなランニングフォームでも推進力が向上する訳ですね。

久々にタイムを計りたくなって埼玉県和光市にある和光樹林公園のランニングコースに行きました。ここは1周1キロのランニングコースがあるのでタイムを計るのに便利なのですね。以前はハーフやフルのタイムをよく計りにきました。ベイパーグローブ4を履いてハーフの距離を走ってみると1時間19分でした。キロ4分は切れていますね。昔のタイムにはおよびませんが中年ランナーとしては良しとします。ベイパーグローブ4を履き始めた頃は、衝撃で足底が痛くてソロリソロリと10キロを42分くらいでしたので、ランニングフォームの変化と向上があったと考えても良いでしょう。
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足底の変化と手の関係性は?身体の機能の収縮と抵抗

一言でいえば身体の機能の収縮抵抗です。簡単に説明しますと身体の機能の問題に対しての第1次的な問題を収縮と言います。その第1次的な問題に対する2次的な補正作用を抵抗と言います。この収縮と抵抗は身体の様々な部位で発生します。

今回の私の場合、足底での動きの問題が収縮に相当し、手を握ってしまう事が抵抗となって現れていたと考えられます。抵抗要素である手を握ってしまうという動作をしないように意識しても、それが出来ないのは足底の動作の問題である収縮に対する抵抗であるからです。抵抗は収縮がある限り発生します

通常はもう少し身体の動きの大きな部分での収縮と抵抗が起こりやすく発見も容易になります。例えば骨盤が収縮で肩が抵抗などどいうケースですね。ランニングフォームでいうと肩に力が入っている場合、肩が抵抗要素であれば「肩の力を抜け!」と言われても抜けない訳ですね。収縮要素である骨盤が変化しないといけない訳です。

優秀なコーチやトレーナーの方は収縮と抵抗という言葉を使わなくともそれを発見出来るのですね。収縮に対する抵抗を理解しています。弱点を強化するために筋トレを強いるよりも弱点を克服するための身体の使い方を変化させます。ですので選手の欠点を的確に指摘してパフォーマンスを向上させる事が出来るのです。身体を局所的に考えるか全体像を考えるかの違いですね。

収縮と抵抗のもう一つの特徴は、収縮により発生した抵抗が身体の中での影響力において最初の収縮要素を上回ると、抵抗が新たな収縮要素となり次の抵抗要素を生みだします

フィジカルコンタクトのないランニングは他のスポーツに比べて外傷を負うリスクは低いですが、故障で悩まされている方が多いのが現実です。収縮要素をより増大させるトレーニングをしたり、抵抗要素に更に負荷をかけるトレーニングをすると故障につながり、怪我の連鎖になる恐れがあります。怪我は収縮要素と抵抗要素のどちらにも発生する可能性がり、さらにそれらの要素と連動する部位へも広がる可能性があります。

私の場合は足底と手という細かい部分の収縮と抵抗であったので、長い間克服出来ずにいたのですが、足と手という指がある部分での収縮と抵抗という可能性は考えられなくもないですね。脚の末端の収縮と腕の末端の抵抗。合理的な収縮と抵抗であるのではないかと今回は勉強になりました。

さて今回は私の長年のランニングフォームの弱点がメレルのベイパーグローブ4を履き続けた結果として改善されました。狙った訳ではなく結果として改善された訳ですが、これは自分にとってとても嬉しい事です。

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感想:1件

「ベアフットシューズは身体の本来の機能を取り戻す」とよく言われますが、正にそのような感じではないでしょうか?皆さんもベアフットシューズを試してみてはいかがでしょうか。ご自身のランニングフォームに新たな発見があるかも知れません。ではまた次回!

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