2020年箱根駅伝 祝國學院大學! 往路2位 総合3位

國學院伝説第2章 箱根駅伝の國學院大學過去最高成績を振り返ろう!

こんにちはジローです。2020年の箱根駅伝は史上稀に見る高速レースとなりましたが、國學院大學は往路2位、総合3位と過去最高の成績を収めました。先ずは國學院大學の選手の皆様、前田監督、スタッフの方々にお祝いを申し上げたいと思います。

私ジローは滞在先の茨城県での観戦となりましたが、國學院大學ファンの友人とLINEで盛り上がっておりました。今年度の大学駅伝の集大成となる箱根駅伝で、我々國學院大學ファンを楽しませて頂いた最高のレースが見られた事を感謝したいと思います

さて今回は國學院大學を中心として今年のレースを振り返ってみたいと思います。往路優勝は惜しくも逃しましたがタイム的には昨年の往路優勝タイムを上回っていますので、実質的には「往路優勝、総合3位」という目標はほぼ成し遂げたといっても良いのではないでしょうか?

有言実行を成し遂げる事はとても難しい事ではありますが、國學院大學の選手の皆さんは完成形と言う形で我々國學院大學ファンに見せてくれました。総合3位に入った時には「本当に3位になった!スゲエ!」と友人達からLINEが殺到しましたね。この実行力は来年の箱根駅伝でも存分に発揮される事でしょう。

高速レースの始まり 1区 藤木宏太選手

1区は「2020年の箱根駅伝 國學院大學のオーダーを勝手に予想してみました!」で予想した藤木宏太選手できましたね。区間エントリー発表後は川崎康生選手でくるのかと思いきや、やはり藤木選手でしたね。私ジローは前田監督の揺さぶりに見事に引っ掛かりました

藤木選手は先頭集団の左後方に陣取り、淡々とレースを進めていましたね。時折タイムを気にしていましたので、ペースの速さを気にしていたと思われます。昨年の区間賞の東洋大学の西山和弥選手、駒澤大学の中村大聖選手が遅れをとると言う異常事態にも関わらず、藤木選手は全く落ちませんでしたね

私ジローは藤木選手はラスト1キロ程でスパートをかけてくると予想していましたが、早い段階でのロングスパートとなりました。藤木選手の独走かと思われましたが創価大学の米満怜選手の追い上げが予想以上でした。

藤木選手は米満選手と5秒差で区間2位で通過しましたが、昨年の区間記録よりも1分以上速く、昨年藤木選手が1区で出したタイムよりも1分半以上速いタイムでフィニッシュしました。國學院大學が往路優勝を目指す上では上々の滑り出しと言えるでしょう

激闘の2区 土方英和選手

2区はトップと5秒差と好位置で襷を受け取ったエース土方英和選手ですね。土方選手のプランとしては2区をトップで通過する事、もしくはトップとのタイム差を詰める事の2つであると思います。5区の浦野雄平選手に有利な状態で襷を渡すためですね。

トップと5秒差でスタートしましたから最高でも縮められるタイム差は5秒ですし、トップに躍り出る可能性も高い訳ですね。しかし各大学のエースが集まる2区は土方選手と言えども難しい戦いを強いられる事になりましたね

序盤から先頭に立ち高速レースを引っ張って行きます。恐らく土方選手はペースを上げて行く事で後続を振り落し、最後に出雲駅伝で見せたスパートをかけるプランであったと思います。しかし権太坂付近で一旦先頭集団の後方に下がります。スパートをかけるタイミングを伺う事にしたと推測しています。

先頭集団のペースが落ちずにスパートをかけるタイミングが掴めない状態でしたが、そこで強さを見せたのが青山学院大学の1年生の岸本大紀選手でしたね。土方選手は主導権を奪われる形になり食らいついて行く展開に変わりました。

土方選手は順位こそ2つ落とす4位で3区に襷を渡しましたがトップとのタイム差は3秒に縮めました。2区のタイムも1時間7分19秒と昨年のタイムから34秒短縮し、國學院大學は2区を2時間8分37秒で通過して高速レースでも引けを取らない実力を見せましたね。

今年の2区の見せ場は何と言っても東洋大学の相澤晃選手でしょう。1区の西山選手が区間14位とまさかの結果に終わりましたが、順位を7位まで上げて1時間5分57秒と言う驚異的な区間新記録を樹立しましたね。今大会のMVPとなりましたが、他を寄せ付けない走りは正に圧巻でした。

相澤選手と東京国際大学の伊藤達彦選手の一騎打ちも見物でした。共に昨年のユニバーシアードハーフマラソンの日本代表選手ですが2区で激闘を繰り広げました。結果として相澤選手が伊藤選手を振り切る形になりましたが、伊藤選手も区間新記録に迫る1時間6分18秒の好タイムでフィニッシュしました。

仮に1区で西山選手が遅れを取らなかったら恐ろしい結果になったかも知れません。東洋大学が2区で独走する結果となったのか、もしくは土方選手や岸本選手が食らいつき更なるレースの高速化が進んだかも知れません。

3区 安定した実力 青木祐人選手

さて3区は國學院大學で抜群の安定感を誇る青木祐人選手ですね。3年連続3区を任される実力派ですね。今年の箱根駅伝の高速化にも抜群の適応力を見せました。青山学院大学のキャプテン鈴木塁人選手との引っ張り合いが更なる進化を遂げましたね。

土方選手から襷を受け取ると東海大学と早稲田大学をかわして3区の職人技を見せつけます。3年連続して3区で順位を上げるのですから、私ジローが國學院大學の屋台骨と青木選手を呼ぶのも皆様全く異存が無いと思います

一時は青山学院大学の鈴木選手の前に出ました。このまま一気に突き放すかと思われましたが、さすがに青山学院大学のキャプテンは簡単に片付く相手ではありませんでしたね。フィニッシュ直前で振り切られますが5秒差に留め、鈴木選手と2秒差の区間5位の記録を残しました。青学のキャプテンと互角に渡り合えるところが青木選手の強さですね。

3区は何と言っても東京国際大学のイェゴン・ヴィンセント選手選手ですね。青木選手や鈴木選手と言った学生トップクラスの選手と比較しても、搭載しているエンジンが違うとしか言いようがありませんね。3区1時間切りの前代未聞の記録は私ジローが意見を述べる隙間がないほど驚異的でした。

また3区は駒澤大学の怪物ルーキー田澤廉選手も区間新記録を出しましたね。1年生ながら3区で7人抜きは見事という他ありません。これからの大学駅伝は田澤選手、岸本選手がヴィンセント選手をどのように攻略するかが見物ですね。

4区 中西大翔選手 上出来の箱根デビュー

國學院大學の4区は当日のエントリー変更で中西大翔選手になりました。私ジローも4区の候補であると考えていましたので期待が高まりましたね。再三申し上げているように國學院大學のキーポイントは4区であると考えていました

4区の役割は5区の浦野選手にトップで襷を渡す、または浦野選手が逆転可能なタイム差で襷を渡すという事に尽きます。中西選手は3位で襷を受け取りましたので順位を落とす事は許されません。また上位2チームとのタイム差を少しでも縮めるという仕事が待っています

中西選手は見事に期待に応えましたね。スタート時は1位の東京国際大学と1分26秒差ありましたが26秒差まで縮めました。中西選手の4区のタイムは1時間1分53秒と昨年の東海大学の4区館澤亨次選手の記録をも上回る好タイムです。しかも昨年の往路3位の時の國學院大學の4区通過タイムは4時間18分21秒でしたが、今年の4区通過タイムは4時間12分4秒とよりも6分以上縮めています。

個人の成績やチーム全体の成績は去年と比較すると飛躍的に伸びています。しかし今年は相手が悪かった。青山学院大学の吉田祐也選手の走りは別次元でしたね。昨年東洋大学の相澤晃選手が樹立した4区の区間記録を更新する激走を見せました。青山学院大学のMVPは吉田選手ですね。

恐らく前田監督のプランでは中西大翔選手が1時間2分を切ってくれば浦野選手に余裕を持って襷を渡せると考えていたのではないかと思います。また4区の通過が4時間14分台であれば往路優勝は見えてくるとも考えていたかもしれません。

國學院大學は過去最高のスピードで4区を通過しましたが、このスピードを持ってしても吉田選手の見事な走りには適いませんでしたね。「2020年箱根駅伝 國學院大學の区間エントリー決定!」でお伝えしたように、青山学院大学は想定外のスピードで「浦野封じ」を仕掛けてきたのですね。4区通過時点で青山学院大学と國學院大學のタイム差は1分28秒となりました。

5区 「浦野封じ」にもエースは意地を見せる!

さて5区は國學院大學が誇るエース浦野雄平選手の出番ですね。トップと30秒差以内でスタートしたかったところですが、青山学院大学は浦野選手に1分28秒のハードルを課しました。青山学院大学は5区の候補だった竹石尚人選手がケガで欠場しましたので2年生の飯田貴之選手が5区を走ります。

飯田選手は1年生の時には8区を走り2回目の箱根になります。竹石選手の代役とは言えない実力を誇ります。全日本大学駅伝ではアンカーを任され、青学が上位を独占した世田谷246ハーフでは1時間3分11秒で優勝と完全に上り調子の選手ですね。

浦野選手は2.5キロ付近で東京国際大学の山瀬大成選手を捕えます。26秒差でのスタートでしたから予定通りというところでしょう。前田監督の指示では去年よりもペースが上がっているとの事ですのでコンディション的にも問題なさそうですね。しかし飯田選手とのタイム差は一時は縮まりましたがほぼスタート時のタイム差と変わらなくなってきました。

これは何を意味するのか?浦野選手の走りが悪い訳ではないという事は飯田選手の山でのポテンシャルの高さを示唆するという事ですね。青山学院大学は4区の吉田選手でタイム差の「浦野封じ」を仕掛け、飯田選手を5区に配置する事で直接対決での「浦野封じ」と2段階で仕掛けてきた結果となりました。やはり1分28秒差の壁は大きかったですね。

しかし國學院大學のエース浦野選手も区間記録保持者の意地をみせます。自身の持つ区間記録を9秒上回る1時間10分45秒の記録を出して堂々の往路2位でフィニッシュしました。ゴールテープを切る時に手を合わせたフィニッシュは浦野選手の悔しさを物語っていましたね。

國學院大學は往路を5時間22分49秒で走り切り、昨年のタイムよりも6分半近く記録を更新しました。このタイムは昨年の東洋大学の往路優勝記録を大幅に上回る記録です。タイム的には往路優勝を勝ち取れるタイムでしたが、今回は青山学院大学が1枚上手であったのだと思いますね。しかし圧巻の往路のレースでありましたね。

試練の復路 6区 島崎慎愛選手

さて復路は青山学院大学に1分33秒差でのスタートとなりました。総合3位を目指す國學院大學としては落とせる順位はたったの1つですね。國學院大學は昨年は往路で3位となりながら復路は12位と低迷し、総合成績で7位となりました。去年を教訓とするのであれば順位をキープする事も重要ですが、復路の順位を上げる事が必須になってきますね。

島崎選手は早い段階から6区での起用を伝えられていたと睨んでいます。「2020年箱根駅伝 國學院大學のオーダーを勝手に予想してみました!」でもお伝えしたように、中西兄弟と島崎選手が6区の候補であると考えていました。

國學院大學にとって6区は最も重要な区間です。昨年は6区から順位を落とし結果として総合7位になってしまいました。復路では順位を上げる区間が無かったのですね。今年は後続を突き放す攻めの6区が期待できる可能性がありましたね。

島崎選手は往路3位の東京国際大学とは1分44秒差、4位の東海大学とは1分49秒差でのスタートとなりました。この2校とのタイム差を少しでも広げる事が島崎選手の役割ですね。しかしよりによってと言っては失礼ですが東海大学の6区にはケガから復帰して調整を続けていた館澤亨次選手がいます

館澤選手の走りは驚異的でしたね。1分49秒あった島崎選手とのタイム差を6区通過では5秒まで縮めてきました。当然区間新記録を樹立しました。しかし島崎選手も下りの秘密兵器としての役割を見事に果たしましたね。

館澤選手には5秒差まで詰め寄られましたが、東京国際大学には3分09秒もの差を広げる快走を見せました。4位との差を広げておく事は復路では最重要課題です。國學院大學が復路で攻めの走りが可能であると言う紛れもない進化が6区で遂に見られましたね。

新エースの誕生なるか! 7区 木付琳選手

7区は木付琳選手が登場しました。12月29日の区間エントリーで7区にエントリーされましたね。木付選手は昨年末の熊本甲佐10マイルで学生2位の好タイムを出していて國學院大學の中でも急成長の選手ですね。前田監督も「國學院大學を背負って立つ男」とお墨付きですので期待が持てるところです。

木付選手に求められる事は順位のキープと後続とのタイム差を広げる事ですね。しかし今年の高速レースでは木付選手にとっては箱根駅伝の洗礼を受ける厳しい箱根デビューとなりましたね

スタート時点では3位東海大学とのタイム差は僅か5秒、4位の東京国際大学とは3分09秒、5位の明治大学とは4分09秒差でのスタートとなりました。東海大学の7区は佐久長聖高校出身のルーキー松崎咲人選手です。ハーフ1時間02分11秒の実力ですので5秒のタイム差は厳しい戦いが予想されます。

しかし木付選手はキャプテンの土方選手が最も期待する選手ですのでポテンシャルの高さは秘めています。7区の記録は1時間4分31秒と区間11位に終わりましたが、昨年であれば区間8位相当のタイムとなります。やはり今年の箱根駅伝の高速化は従来のタイムが参考にならなくなってきた事を物語っていますね

7区が終わった時点で國學院大學は東海大学に1分23秒の差をつけられて3位となりました。もう順位は落とせません。4位に浮上した明治大学とのタイム差は1分18秒、5位の東京国際大学とのタイム差は2分40秒と縮まってきましたね。混戦が予想される展開となり8区を迎える事となります。

最難関の8区 唯一の3年生 河東寛大選手

8区は河東寛大選手が任されました。最も難しい区間となりました。國學院大學は3位スタートで2位の東海大学とは1分23秒差でのスタートとなりました。東海大学とのタイム差を少しでも縮めておく事が河東選手に与えられた役割ですね。

しかしそれ以上に重要なミッションは総合3位を目指すためには順位はこれ以上落とさず、尚且つ後続とのタイム差を少しでも広げるという難しいものですね。4位の明治大学とのタイム差は1分18秒、5位の東京国際大学とのタイム差は2分40秒。私ジローが任されたら泡を噴いて倒れる事間違いなしと言うくらい、やるべきミッションが沢山ありますね。

河東選手は全日本大学駅伝では当初8区に区間エントリーされていましたが当日のエントリー変更で出場機会を逃しています。しかし上尾ハーフでは1時間03分29秒の好タイムを出して他校の8区の選手と互角に渡り合える実力をつけてきて、次期國學院大學の中心選手と成り得る人材ですね。

河東選手は箱根駅伝初出場ながらこの難しいミッションを見事に成し遂げました。東海大学とのタイム差は3分09秒と開いてしまいましたが、明治大学とのタイム差を1分25秒と広げ東京国際大学とのタイム差も2分16秒に留めました

河東選手の力走は國學院大學にとっては大きな収穫ですね。7区と8区に実力のある選手を配置できるかがポイントでした。繋ぎの8区で順位を落とさずに後続にもタイム差をキープする事ができました。昨年の弱点を見事に克服してきましたね。河東選手の区間順位も7位ですので文句なしの走りと言えるでしょう。

9区 復路のエース区間でまさかの展開 茂原大悟選手

9区は「2020年箱根駅伝 國學院大學のオーダーを勝手に予想してみました!」でお伝えした通り茂原が当日のエントリー変更で名乗りを上げましたね。区間エントリーでは中西唯翔選手の名前がありましたが、昨年から國學院大學の中核を成してきた茂原選手の出番となった訳ですね。

2020年箱根駅伝 國學院大學の区間エントリー決定!」では茂原選手をメンバーから外す構想も考えておりました。やはり全日本大学駅伝での失速により順位を落とした事が懸念された事と、昨年末から伸びてきている下級生が候補に入ってきていたためですね

茂原選手には復路のエース区間として総合3位を目指すには重要な役割があります。やはり2位の東海大学との差を縮める事と、後続の明治大学と東京国際大学とのタイム差を更に広げる事ですね。最終10区にゆとりを持って襷を繋ぐ安定感とスピードが求められます。

しかし結果としては順位を2つ落とし3位の東京国際大学に1分05秒、4位の明治大学に58秒の差をつけられてしまいました。2位東海大学を捕える事は難しくなり6位に浮上してきた帝京大学にも39秒差まで詰められてしまいました。

しかし一番悔しい思いをしているのは茂原選手ご本人であると思います。昨年の往路3位のメンバーですし茂原選手の今までの功績を買って前田監督が起用されたのですからこれも勝負の一つですね。後は10区での巻き返しに期待することとしましょう。

勝利への方程式 國學院大學伝説 第2章の始まり 10区 殿地琢朗選手

10区で5位で襷を受け取ったのは2年生の殿地琢朗選手ですね。殿地選手は昨年は1年生ながら8区を走り順位をキープするという見事な走りを見せました。藤木選手と並ぶ2年生の箱根経験者がアンカーとして登場した訳ですね。昨年の復路でのチームの失速のリベンジの舞台に立ちましたね。

東京国際大学と明治大学が3位争いを繰り広げる場面に12キロ過ぎから参戦してきました。約1分あったタイム差を軽々と縮めてきましたね。しかも殿地選手はやっと追いついたという表情ではありませんね。「もう勢いは止まらないぜ!」という表情です

この3位争いに帝京大学も参戦してきました。4校での3位争いとなって来た訳です。私ジローはこの時点で國學院大學が3位になる事を確信しました。國學院大學ファンの方でしたらお解りであると思いますが、最終10区で4校で争うのは國學院大學のお家芸ですね。伝説の先輩寺田夏生選手が2011年に見せたあのシーンと同じです

「最終10区+4校の争い=國學院大學の勝利」という勝利の方程式がここで成り立つ訳ですね。寺田選手はラストスパートで3校を置き去りにしながらもコースを間違えてしまいました。しかし持ち前のスプリント能力で城西大学を抜き去り初シードを獲得しました。つまりこのレース展開は國學院伝説第2章の始まりです

寺田選手は元日の全日本実業団駅伝でもJR東日本のアンカーとして4位に貢献しました。殿地選手は寺田選手が教えてくれた道しるべに沿って、コースさえ間違えなければ約束された勝利を掴む事が出来るのですね。総合3位は見えてきました。

ランニングフォーム的に殿地選手を分析すると3位争いをしている4人の選手の中では上半身が全くブレずに安定しています。「賢人のランニングフォーム その6 誰も知らない上半身の安定性」でもお伝えしたように、上半身の安定性は股関節主導で作られます。つまり殿地選手の股関節は20キロ走っても全く衰えていない事になります

他の選手には申し訳ありませんが、4人の選手の中で股関節が死んでいないのは殿地選手だけです。つまり身体が連動して走っている事を意味していて、スパートがかけられるだけの余力があり、ここまで素晴らしいランニングエコノミーで走ってきたことになります。

國學院大學の勝利の方程式と殿地選手のランニングフォームを考えれば、國學院大學が勝てない理由が見つかりません。殿地選手の股関節の使い方は、私ジローのように理屈で理解しているというよりも天性のモノである気がします。そうだとすると末恐ろしい選手ですね。

ラスト1キロで殿地選手はスパートをかけました。予想通り殿地選手と渡り合える選手はもういません。中継車にもついて行きません。当然コースも間違えません。もう決まりです。國學院大學は殿地選手の区間4位の激走で目標であった総合3位を遂に実現させました

やはり締めは前田監督の男泣きでしょう

我々國學院大學ファンが待ち焦がれた総合3位の瞬間が遂に訪れました。誰もが諦めかけた9区の結果、しかし諦めない殿地選手がもぎ取った総合3位。寺田選手がコースアウトして絶望の予感から蘇ったように國學院大學の底力は大学駅伝の勢力図を変える事になるでしょう。

やはり前田監督の男泣きはいつ見ても感動しますね。しかし箱根駅伝での前田監督の男泣きを見れる機会は最大でもあと3回になってしまいました。残された男泣きは往路優勝、総合2位、総合1位が訪れた時ですね。少し寂しい感じもしますがそれだけ國學院大學が強くなったという事でしょう。連覇でもするようになったら前田監督がどのようなリアクションをされるのかにも注目ですね。

東京国際大学も健闘しました

2020年箱根駅伝 ジローの注目校その2 東京国際大学」でお伝えした東京国際大学も、初シードを総合5位という素晴らしい成績で獲得しましたね。ヴィンセント選手や伊藤達彦選手というビッグネームが注目されましたが、往路3位と復路6位に入り総合力の高さを見せつける結果となりましたね。

これからの箱根駅伝は前田監督が仰るように勢力図が変わると思われます。その筆頭が國學院大學であり東京国際大学であるのではないでしょうか?今年の箱根駅伝は激戦でしたが、この激戦はこれから始まる更なる激戦の序章に過ぎないかも知れません。

来シーズンの國學院大學はどうなるのか?

今年の駅伝シーズンは國學院大學が話題の多くを占めたと言っても過言ではありません。箱根でも宣言通り過去最高成績を残しました。3年生以下の選手は今年達成した大きな目標を、新たなハードルとして乗り越えなければなりません。残された目標は往路優勝、総合2位、総合1位ですからね。

今シーズンから新たにオフィシャルパートナーを締結したSVOLMEのユニホームはカッコ良かったですね。「2020年箱根駅伝 ユニホームで楽しむ箱根駅伝」でもお伝えしましたが昨シーズンよりも確実に強そうにみえます。

デザイン1つでここまで見映えが良くなるのかと感心させられましたね。来シーズンも今のデザインで行くのかマイナーチェンジをしてくるのかは解りませんが、ユニホームのデザインでも大学ナンバーワンになって頂きたいですね。

しかし課題も見つかりましたね。國學院大學は往路は2位でしたが復路は10位となっています。昨年よりも復路の順位を上げましたが、青山学院大学と東海大学との現時点でのレベルの差は明白です。青山学院大学は復路2位、東海大学は復路1位です。真の強豪校と言われるためには復路の順位を上げて行く必要がありますね。

4年生の土方選手、青木選手、浦野選手、茂原選手の抜けた穴はそう簡単には埋まりませんね。土方選手のリーダーシップ、青木選手の抜群の安定感、そして絶対的エースの浦野選手を超える選手が必要になりますね。特に来年の5区はどの選手が走るのか楽しみになってきますね。しかし底力を見せつけた國學院大學は新チームでも我々國學院大學ファンを魅了してくれると思います。

最後になりますが選手の皆様おめでとうございます。引退する4年生は本当にお疲れさまでした。スタッフの皆様のご努力にも敬意を表したいと思います。そして前田監督の男泣きがまた見れる事を楽しみにしております。ではまた次回!

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