賢人のランニングフォームその10 パフォーマンス向上のシューズの使い分け

異なるタイプのシューズでパフォーマンス向上!

こんにちはジローです。突然ですが皆さんはどんなシューズを履いて走っていますか?初心者の方であればクッション性重視のシューズ、ベテランの方であればトレーニング用とレース用というように使い分けているかもしれません。

私は十数年前に軽量でソールの薄い、いわゆるレース用のシューズを初めて履いたときに、試運転として出場した10キロのレースでタイムが5分近く短縮できたために、軽量薄底シューズの虜になりました。良い結果がでれば当然ですね。しかしそこからタイムは伸び悩みます。色々ランニングフォームを研究しましたがさほどタイムの向上に繋がりませんでした。

そんな中スポーツ用品店をブラブラしている時にベアフットランニングシューズが目に留まりました。今までノーマークなジャンルでしたが、魔が差したというか新鮮だったというか、ついつい購入してしまいました。

このシューズを履いて走ってみると、レース用のシューズのように走れません。当時キロ4分を切るくらいのペースで走っていたのですが、なぜかベアフットシューズだとタイムが遅くなります。そもそもスピードを出すのに適したシューズではないからと言ってしまえばそれまでなのですが、走るという動作をしていることには変わりがないので、何か別の理由があるのではとずっと考えていました。
答えはシューズの特性に応じた身体の使い方ができていないところにありました。通常のランニングシューズは前足部と踵部分の高低差、つまりドロップとかオフセットと呼ばれる数値があります。レース用のシューズですと7~8ミリ、クッション性の高いシューズですと10ミリ以上が一般的なようです。ピンクの2本の線の間がドロップになります。クリフトン5は5ミリです。

このドロップの数値が高いシューズほど体重移動は容易になり、数値が低いほど体重移動にテクニックが必要になってきます。初心者の方がクッション性が高くドロップの高いものを選ぶ理由がここにありますね。私のベアフットシューズはドロップが0ですので、レース用のシューズよりもテクニックが必要になることは明らかです。

しばらくの間ベアフットシューズだけで走ってみると様々な発見がありました。ドロップが0でソールの薄いシューズでしたので、着地の衝撃をどのように抑えるかが課題となります。衝撃の吸収を考えると地面からの反発力を推進力に転換することが難しくなります。そこで足底の着地面が重要になってきました。

賢人のランニングフォームその5 誰も知らない足底の着地」でお話ししたように、股関節の内旋内転からの連動による着地、骨盤の相反運動からの着地、足のアーチから考える着地が重要になってきます。自然とフォアフット~ミッドッフットといわれる所で着地をせざるえを得なくなります。

そこに「賢人のランニングフォームその7 誰も知らない支持脚を使う技術」でお話しした支持脚の膝の使い方が活かさせてきます。着地の衝撃を吸収するとともに前方への推進力への転換が可能になるのですね。

これらのランニングフォームの改善からベアフットシューズでもレース用のシューズでも効率的な走り方ができるようになりました。たまたま購入したベアフットシューズが良いきっかけとなってくれました。

しかしまだ難敵がいた

しばらくはベアフットシューズとレース用のシューズの2足でトレーニングをしてきましたが、ここでホカオネオネの登場です。ホカオネオネはトレランシューズという認識でしたが、またもやたまたま寄ったスポーツ店でロード用のクリフトン(おそらく2)を発見しました。ベアフットシューズもレース用のシューズも薄底ですが正反対の厚底です。クッション性は抜群のようですがドロップは5ミリだということでした。クッション性の良いシューズはドロップが高いと認識していた私は興味をそそられ、またもや勢いで購入してしまいました。

お察しの通り、最初はうまく走れませんでした。ドロップが低いシューズは地面への着地をコントロールしやすいのがメリットですが、厚底のために中々コントロールが難しくなります。ベアフットシューズを履き始めた時より、前に進む感覚は乏しいものでした。

クリフトンは爪先が反りあがったソールの形状をしています。今履いているクリフトン5もそうなのですが、これはメタロッカーテクノロジーというホカオネオネ特有のシステムで、足底の前方部分に体重が乗ることで前方への推進力が生まれる仕組みになっています。ベアフットシューズでの走り方と共通する所ですね。

それを考慮にいれるとコロンコロンと面白いように前に進んでくれます。ベアフットシューズで走る時に比べてランニングフォームの微妙なアジャストは必要ですが、基本的な考え方が変わる事はありません。私の個人的な見解ではクリフトン5はスピード重視の方に向いていると思います。キロ4分前後の方にはオススメですね。

しかしクリフトン5の方が扱うのには難易度が高いと思います。適正なランニングフォームで走れないとスピードが減速するのがダイレクトに解ります。この時に足底の着地面だけに意識が集中すると中々上手に走れません。あくまでランニングは骨盤主導であり、末端が主導になるのは良くありません。股関節の内旋内転から骨盤の前傾をするこで結果として足首の回内が生まれることが大事です。
私は現在ニューバランスのMINIMUS、ホカオネオネのクリフトン5、ブルックスのハイペリオンの3足をはいています。上の画像のようにクリフトン5とMINIMUSではソールの厚みや形状が全く違います。サイズは両方とも27ですがボリュームも大分違いますね。当然走り方が違ってきますがそこをアジャストするためには一貫したランニングフォームの理論が必要ですし、その理論があってこそ皆さんがご自分のランニングフォームをアジャストすることができます。

いつも同じタイプのシューズで走っている方が多くいらっしゃると思いますが、ランニングフォームの改善にはタイプの異なるシューズを履くことで得られるメリットが沢山ありますのでぜひお試し下さい。ではまた次回!

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