賢人のランニングフォーム その18 骨盤の前傾の様々な可能性

骨盤の前傾もこれからは脳を重視して走る時代ですね

こんにちはジローです。10月は休日が多く皆さんもRUNに行楽に忙しいかと思います。しかしながら先日の台風で甚大な被害を受けた方もいらっしゃいます。私ジローの親戚がいる茨城県の大子町も町役場が浸水し水郡線の鉄橋が崩落してしまいました。復旧には相当の時間がかかるようです。改めて今回被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げ、1日も早い復興を祈っております。

私ジローは10月の休日を使って久々にセミナーに参加して参りました。講師の先生とお会いするのは14年振りです。若かりし頃のジローは毎月先生のセミナーに参加して、セミナー後も終電まで居酒屋で身体のメカニズムに関するご指導を頂いていました。

詳細は控えますが講師の先生は海外でも論文を発表して賞を受賞したり、大学との共同研究によって新たな身体のメカニズムを解明したりと大活躍の先生ですね。

今回のセミナーはRUNとは全く関係ありませんが、RUNという身体を使う運動は筋骨格の問題だけではなく脳や脊髄といった中枢神経、そして自律神経や運動神経や感覚神経といった末梢神経などの影響も考慮に入れると研究の面白さが増してくるという実感がありましたね。

さてセミナーが夕方に終わりセミナー後の居酒屋タイムの始まりです。実はこのセミナー後の居酒屋タイムが一番勉強になるのですね。居酒屋タイムは参加者が数人でしたので、先生の前の席に陣取って私が持っている疑問に対する質問を沢山させて頂きました。

居酒屋タイムの途中で先生が突然「来年の東京オリンピックの男子100メートルに出たいんだよね」とおっしゃいました。先生(以下先)は私の父と変わらぬ年齢です。

ジ「先生お気は確かですか?目を覚まして下さい!」
先「私は元々身体能力が高かったし理論的に考えれば走る能力が高くなるからね」
ジ「先生!その理論について詳しく教えて下さい!」

20年くらい前はウイスキーストレートにチェイサーでしたが、先生もお歳のせいか若干お弱くなったようです。先生が着目していたのは第5腰椎と第1中足骨の使い方でした。第5腰椎というのは5つある腰の骨の一番下ですね。第1中足骨とは足底の内側縦アーチを構成する骨ですね。

先生のおっしゃる第5腰椎の使い方とは、当ブログでもお伝えしている股関節の内旋内転からの骨盤の前傾によって発生する第5腰椎の前方への力のベクトルですね。上の画像では赤い矢印になります。

先生に私ジローの考えている股関節の内旋内転からの骨盤の前傾の理論を聞いて頂きましたが、先生の考える第5腰椎の前方へのベクトルは、座骨の前方をコントロールするというものでした。座骨の前方とは上の画像のピンクの矢印の部分ですね。ここに体重が乗ることで骨盤の前傾から第5腰椎に前方のベクトルが働くという考え方です。私の考える寛骨臼の後方部分とほぼ一致する箇所になります。骨盤を前傾させる回転軸としての身体の運動メカニズムとしては同じような考え方でしたね。

座骨の前方をコントロールして第1中足骨で身体を支えるという事でしたね。第1中足骨は内側縦アーチを構成します。緑の矢印の所からやや後方までのエリアですね。股関節の内旋内転からの骨盤の前傾での理論上の着地位置と一致してきます

力の伝達経路に関してはほぼ一致していました。しかしながら私の理論では骨格的に全身が連動するという考えですが、先生のお考えは骨格の連動もさることながら脳の機能が活性化する身体の機能的ポジションであるという壮大なお考えです

脳の機能が活性化するから身体能力的に向上するという事ですね。この理論は先生オリジナルの理論ですので私ジローが不確かな説明することは致しませんが、脳が身体をコントロールするという事実から考えると最も合理的な理論であると思います

ここ数年アメリカでのセミナーに参加した経験から考えますと、身体の機能のメカニズムの着目点は脳に焦点が当てられています。アメリカでもイギリスでも同様ですね。

我々人間は自由自在に身体をコントロールできると思いがちですが実はそうでもないのですね。私ジローは機能的な歩き方の指導をさせて頂いている方が大勢いらっしゃるのですが、歩くという単純と思われる動作でも「股関節の内旋と内転」という条件の元に行うとほとんどの方が最初は上手に歩くことは出来ません

皆さんも今日は久々に歩く練習をしてみましょう。上の画像のように紫のラインのような身体の中心線を通る線をイメージしてみて下さい。実際に何か線があると良いと思います。その線に足の親指が出来るだけ近づくように歩きます

歩く前に静的な骨盤の前傾を作りましょう。つま先を真直ぐ前に向けて股関節を僅かに内旋させます。上の画像の紫の矢印の動きですね。上手に出来ると白い矢印のように仙骨上部に力が伝達されて、赤い矢印のように第5腰椎の前方への力が加わります。先生のおっしゃる力のベクトルですね。体感的にはお臍が前方に突き出る感じですね。腰椎は前彎して胸郭が拡張します。胸鎖関節はニュートラルになり肩の可動性が拡大し頸部が安定して頭を支えます。この状態を維持しながら身体の中心線に足の親指が出来るだけ近づくように歩きます。これは股関節を内転させるためです。

どうでしょう?上手に歩けましたか?私が歩き方を指導させて頂いている方々は、股関節の内旋と内転をしながら歩くと膝が曲げられなくなる方が圧倒的に多いですね。小学生のR君は股関節を内旋させると両腕も内側に回ってしまい肘も曲げられなくなってしまいます。

この様な現象は脳が細かく身体をコントロール出来ないために起こります。反復することで脳からの神経回路が確立してコントロールできるようになるのですね。当ブログのランニングフォームの理論は身体を上手にコントロールすることを推奨しているのですね

反復という訓練で身体を細かくコントロールできるようになると、全ての動きは連動して滑らかで効率の良いものになります。ランニングエコノミーも向上しますしケガをしにくくなるというオマケまで付いてきます。

骨盤の前傾はRUNのための特別なポジションではなく、人間の身体のニュートラルポジションであるというのが私ジローの主張です。つまり身体の機能上一番自由度が高いポジションであると考えています。骨盤からの連動により頭を支える頸部は安定し脳への血流量が増加すると共に静脈による血液の排出力も高まります。先生のおっしゃる脳の活性化の要素の1つがこれに相当します。ここでは詳細は控えますがその他にも脳の活性化の要素は沢山あります。

骨盤の前傾でも上手に歩けて走れるように脳が身体をコントロールできて脳の新陳代謝が活性化するとなると、脳の機能の向上がRUNのパフォーマンスを向上させるという事になりますね。恐らくこれからはそういう考えの時代が来るのではないでしょうか?しかしながらニュートラルポジションである骨盤の前傾が自然に取る事が難しいのが我々人間ですね。

今月は祝日が多くて有難いですね。私ジローは現在日曜日は月に2回しか休めません。セミナーに参加してしまうと家族サービスも中々できませんが、祝日のお蔭で久々にお出かけすることができました。上の画像は調布の深大寺にある多聞というお蕎麦屋さんの大盛りそばです。奥のそばは普通盛りですね。

すごい量というよりすごい標高の高さです。私ジローは小食なのですが何とか完食しました。深大寺はジロー家からも近いので良くいくのですが、RUNやロードバイクの休憩地点としても人気があります。

この日も多聞にRUNウエアの方が何人もいらっしゃいました。そばを食べた後にまたRUNに出かけていましたね。深大寺は歴史もあり環境も抜群なので休日のラントリップにオススメのスポットです。

いかがでしたでしょうか?骨盤の前傾の様々な可能性。骨盤の前傾という言葉はRUNでよく使われる言葉ですが、実は人間の全ての働きにおいても重要な役割を持っているのですね。私ジローもまだまだ脳が身体を十分にコントロールできているとは行きませんが、皆様も新たな視点で骨盤の前傾を考えてみると面白い発見があるかも知れません。ではまた次回!

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