RUN初心者必見!初心者のランニングフォーム改善講座その4 骨盤の前傾の中の前傾 

骨盤の前傾の中の前傾とは?

こんにちはジローです。先日行った名栗川のバーベキュースポットさつきで、ナイントレイルズシングレットの形に日焼けしましたが、首と肩の皮膚がボロボロと剥けています。先週末に「これは面白い!RUNを移動手段にする秘訣!」で会社経営者のHさんを紹介して頂いたOさんからメールが来ました。

「ジロー明日の夜は暇か?暇だったらHさんが聞きたい事があるみたいだから、骨の模型を持って○○(駅名)の○○(居酒屋)に8時に来い!」と言う内容でした。私はいつも子供が寝る夜9時に寝てしまうのですが、先輩のOさんのお誘いなので参加させて頂きました。
骨の模型とは大型の物ではなく小ぶりなこの2体です。骨盤の模型はアメリカで購入したものです。仕事の先輩のJさんは同じ物を日本で購入したようです。全身の模型は武蔵村山市にあるジョイフル本田で購入しました。1000円くらいだったと思います。値段の割に関節が色々な角度に動く優れものですし、携帯にも便利ですので地方でのセミナーの時にも持って行ってます。簡単な模型ですが身体の動きを理解するのに便利ですよ!
パタゴニア

Hさんのご質問は骨盤の前傾

久々にHさんとお会いしました。真っ黒に日焼けされています。GWのキャンプ焼けだそうです。Oさんは相変わらずご立派な体型をしておられました。暫くはオリンピックの話題で盛り上がりました。Oさんは学生時代に100メートル10秒台で走っていた短距離出身なので、山縣亮太選手のランニングフォームの素晴らしさを熱く語っていました。私も山縣選手のフォームは素晴らしいと思います。Hさんも同意見でしたね。

さて本題ですがHさんのご質問は骨盤の前傾についてでした。Hさんは私のブログを参考にして下さっているのですが、股関節の内旋内転と骨盤の前傾の繋がりがご理解できなかったそうです。説明が下手な私の不徳の致す所です。
「ジローさんこれは違うの?」とHさんがとった姿勢は上の画像のような姿勢です。外果(くるぶし)から垂直に上に伸ばした垂直線に対して身体は前傾しています。股関節の内旋内転から骨盤の前傾をしてもこの様な姿勢になりますが、股関節の内旋内転を考えなくてもこの様な姿勢をとる事が出来ます。

違いは基準点をどこに定めるかにあります。Hさんに基準点を伺うと「基準点???」という回答がありました。Hさんが前傾姿勢になる様子を観察すると、身体全体を前方に傾ける様子が伺えます。
この場合基準点は地面になり、足首の上で下腿が前方に移動して前傾を作っている訳ですね。ピサの斜塔のような感じです。地面に対して身体全体が前方に傾斜しているのです。この場合には身体の後面の筋肉で身体を支える必要があります。
ランニングの際の骨盤の前傾は基準点が股関節になります。股関節は腸骨の寛骨臼を大腿骨の大腿骨頭で構成されますので、仙骨と腸骨を1つのユニットとして便宜上「骨盤」考えた場合には、先ず第1の前傾は大腿骨に対して骨盤が前傾する訳です。黄色の円は大腿骨頭になります。緑の矢印で示した大腿骨頭の内旋から青い矢印で示したように骨盤が前方に回転を伴う傾斜を起こし、その結果として身体全体が前傾します。

身体の動きを考える場合、「何に対して何がどう動くのか?」という事が重要になります。一見同じように見える前傾姿勢でも、前傾になる基準点が違えば前傾姿勢になるメカニズムは異なりますし、運動の時の作用に違いが出る訳ですね。
居酒屋ですがHさんに練習して頂きます。「賢人のランニングフォーム」シリーズではお馴染みの画像です。皆さんも鏡のご自分の姿を映して練習してみて下さい。爪先を真っ直ぐ前に向けて握り拳1つ分両足を離します。両足の大腿骨を内旋させましょう。するとお尻が青い矢印の方向に動くのが解ると思います。これが大腿骨に対して骨盤が前方に動くという事です

Hさんは「なるほどね~!確かに骨盤が前に動くね!腰が前に押し出される感じがするから前傾姿勢になるのか!」「基準点をどこにするかは知らなかったな~。でも基準点を考えれば身体の動きが解りやすくなりそうだね」とおっしゃっていました。ご理解頂けたようです。Oさんも焼酎を飲みながら「Hさん面白いね~腰が動いてるよ!」とご満悦です。今までHさんは股関節の内旋よりも身体を前傾させる事に優先順位を置いていたようでした。

Hさんは「骨盤の前傾を考えると椅子に座って骨盤を前傾させるような姿勢をとっても意味が無いんだね」とおっしゃいました。なるほど、さすがに頭の回転が速い方です。

骨盤の前傾の中の前傾

「ジローさん、さっき先ず第1の骨盤の前傾って言ってたけど、第2段階もあるの?」とHさんがおっしゃいます。以前にもお話ししましたが、今練習した骨盤の前傾はあくまでも静的な状態での骨盤の前傾になります。力の伝達経路の確認のためですね。実際に走る時には「賢人のランニングフォームその5 誰も知らない足底の着地」でお話ししたような動的な骨盤の前傾が必要になります。
骨盤の中央にある仙骨に対して左右の腸骨が相反運動をするために、大腿骨に対して骨盤(仙骨と腸骨を1つのユニットする)が第1の前傾になるのですが、この時寛骨臼の後方上方に大腿骨頭の先端から力が伝達されるために生まれる仙腸関節上部への力が発生します。
この力は支持脚として着地する時に発生し、その時は支持脚側の腸骨に対して仙骨が前傾する動きが働きます。緑の矢印が仙腸関節上部、ピンクの矢印は腸骨に対しての仙骨の前傾ですね。
股関節の内旋内転から骨盤の前傾を作る場合、先ずは大腿骨に対して骨盤が前傾し、次に腸骨に対して仙骨が前傾を起こすのですね。上の画像はの白い矢印は寛骨臼から仙腸関節上部への力の伝達になります。腸骨に対して仙骨上部が前下方に移動します。これが第2の前傾で骨盤の前傾の中の前傾になります。
この骨盤の前傾の中の前傾の働きにより、第5腰椎に前方への力のベクトルが加わり前方への推進力の基礎が作られる訳ですね。少々複雑なメカニズムですが、身体の動きは股関節の内旋内転で着地するだけです。

Hさんは静的な骨盤の前傾と動的な骨盤の前傾を理解されたようでした。「酒を飲みながらRUNの練習をするのも楽しいですね!またやりましょう!」と言って頂けました。前回と同様に当ブログの参考になった記事を伺ってみるとパタゴニアの「キャプリーン・クール・デイリー・フーディ」であったそうです。私とは色違いのブルーを購入されたそうです。
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「あと興味あるのはベアフットランニングシューズだね。これからは着地をフォアフットにしたいからね。仕事場が吉祥寺だからメレルの店が近くにあるんだよ。」とおっしゃっていました。

いかがでしたでしょうか?HさんはRUN初心者ではありませんが、お話しをしているとRUN初心者の方の為になりそうな内容でしたので「RUN初心者必見!初心者ランニングフォーム改善講座」シリーズにしてみました。初心者の皆さんも骨盤の前傾の中の前傾を試してみて下さい。ではまた次回!

RUN初心者必見!初心者のランニングフォーム改善講座その5 坂道を下るような骨盤の前傾もご覧下さい。

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